いいことさがし

世の中の感動する作品や、ちょっとした幸せを紹介するブログです。

未来予報、堂珍さんのEuphoriaがすごい

元ケミストリーの堂珍さんが、ソロになってEuphoriaという曲を発表しました。

Euphoriaの意味は幸福感だそうです。

「ちょっとアクセントを毒を加えたい、自分のモットーで」
 
という堂珍さんの言葉に、手応えと、自信が伺えますね。

たまたま見始めたテレビの歌番組で新曲を披露するということで、
ケミストリー時代から堂珍さんの歌声が好きだった私は、かなり期待して聞き始めました。

まさに、衝撃でした。

どこかで聞いたことがあるフレーズの羅列だったからです。

そして、心配になりました。

堂珍さん、槇原敬之さんの事件をお忘れなのですかと。

(ケミストリー時代、槇原敬之さんから楽曲を提供された「約束の場所」が、銀河鉄道999の作者である松本零士さんに、盗作ではないかと指摘された事件)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%84%E6%9D%9F%E3%81%AE%E5%A0%B4%E6%89%80_(CHEMISTRY%E3%81%AE%E6%9B%B2)

あまりの衝撃に歌詞を検索して、内容を確認しました。
http://kashinavi.com/song_view.html?71492

そして、気付いたのです。

あ、これ、きっと自動で歌詞作ってるんだ、と。

何故なら、いくらありきたりなフレーズを並べても、人間が歌詞を作ると、前後の繋がりが出来てしまい、意味が通ってしまうからです。

自動で歌詞を作成することで、謂われなき言いがかりを避けたのでしょう。
 
さすがです。
 
※そもそも、自動歌詞というのは、良くあるフレーズを組合せて、自動歌詞にそれっぽい歌詞を作ってしまうプログラムのことです。
 
http://www.stellaqua.com/lyricsmaker/

本当に自動歌詞なのかという疑いの為に、自動歌詞である証拠をいくつか挙げてみます。

※一部だけを抜き出して引用するのは、作者の意図を歪曲してしまう恐れがあるので引用は致しません。

理由1 夕暮れかと思ったら、夜明けでした。

ずっと徹夜したあと、夕方まで寝るつもりが、翌日の朝まで寝てしまった、ということなのかもしれませんが、前後と全く関連性がないので、人の手による作詞だとは思えません。

理由2 未来予報は晴れそうなのに、未来予想は、届かない。

そもそも意味がわからないのですが、他の英語の歌詞は、ほぼ同じであるのに、ポジティヴとネガティヴが絶妙に同居しています。
これは、自動歌詞にありがちな矛盾です。

理由3 英語フレーズの使いまわし

定番の 
in the sky
から始まり
with the sun
ときて、
I'm fallin' in love
からの
the world

これが一番の自動歌詞である証拠です。
 
帰国子女や、ネイティブ並みの英語を操るアーティストが活躍している今、チープな英語フレーズの使い回しは、ダサいと切り捨てられてしまいます。
 
プロのアーティストが、そんなことをするわけがありません。
 
まだまだ荒削りとはいえ、自動歌詞を採用したEuphoriaの凄さに気づいて頂けたでしょうか?
 
しかし、何よりもすごいのは堂珍さんの歌声と、堂珍さんが持つ世界観です。
 
自動歌詞のようなトンデモな曲でも、名曲に聞こえてしまう。
これがアーティストとしての才能なのです。
 
フットボールアワーの後藤さんが歌ったら、サビに行く前にみんなが牛乳を吹き出ししてしまうでしょう。
 

まさに、ワンダーランドはプロミスランド
 
そう、プロミスランドは、約束の場所なのです。